敏感肌の洗い過ぎはNG
先日、話題の洗顔料を使ってみました。その洗顔料は、角質ケアに良いと言われていて、くすみや美白に期待できる商品です。一方で洗浄力が強く、皮脂を取り過ぎてしまうデメリットがあります。自分自身は敏感肌であるため、できれば、そのような洗顔料は使用を控えるのが無難です。とは言っても人気の商品で、口コミ評価も高かったので、使いたい衝動にかられてしまいました。また、その時のお肌も安定していたので、思い切って使用を決意した次第です。
使用して1週間ほどは、特に問題なく使えていました。少しですが、くすみが抜けて透明感がアップしているように思えたのです。そこで、敏感肌ではあるけれど、これはなかなか合っているなと感じて、喜んで使用を継続していました。しかし、10日程過ぎた頃に、瞼の痒みや、頬の一部に赤みが出現したのです。そこで、洗い過ぎに気づき、すぐにその洗顔料の使用を中止しました。
肌バリアの低下
今回の肌トラブルは、花粉などの季節性や、マスクによる外的刺激ではありません。明らかに洗浄力の強い洗顔料による洗い過ぎが原因だと思っています。洗い過ぎによって、肌が過敏になり肌バリアが低下したためでしょう。肌バリアが低下すると、刺激を受けやすくなります。髪が触れるだけでも、痒みを感じたり、少しの摩擦でも赤みが生じやすくなったりしまうのです。
実は、過去にも、洗い過ぎが原因の同じようなトラブルを経験しています。その時は、肌が元通りになるのに、1週間を要したと思います。ゆえに、今回も、それくらいは、かかるだろうと覚悟していました。ところが、バリア機能に着目したお手入れに力を入れたところ、2日足らずで回復したのです。これには、さすがに驚きましたが、一度、バリア機能が低下すると、しばらくは肌が敏感になっているので油断はできません。引き続き、バリア機能を整えるお手入れを続けていきたいと思います。
そもそもバリア機能って何?
バリア機能とは、皮膚表面の角質層に備わっているお肌の保護機能です。水分の蒸発を防ぎ、外部からの刺激を守ってくれる重要な働きを持っています。そのため、低下を招くと、お肌が敏感になりトラブルを引き起こしやすくなるのです。普段は何ともない刺激や摩擦でも、バリア機能が低下すると、トラブルが起こりやすくなります。花粉、ホコリ、お肌に合わない化粧品、マスク、紫外線などは刺激の要因になるので、注意が必要です。

バリア機能を回復させるお手入れ
バリア機能を回復させるための方法は、何と言っても保湿です。保湿を、しっかりと行い、刺激のあるものを排除していくと、加速度的な回復が望めます。今回、私自身が行った方法は、さくら薬品様のひまわりのクレンジングバームを使用した後に、ライトウエーブ様から販売されているナンナミストを何度も重ね付けしました。このナンナミストはライトウエーブ様から販売されている特殊なお水で、さっぱりとしていますが、保湿感は抜群です。洗顔後に肌全体にスプレーし、少し乾いてから、またスプレーします。
肌が健康な時は、このように2回の重ね付けで十分ですが、トラブルが起きている際には、5回が目安です。5回となると、なかなか大変ですが、その分、手ごたえのある保湿感が得られるので、やらないよりも、やった方が絶対に得です。
この後には、抗炎症作用のある化粧水と美容液を使用していますが、最後に、同じライトウエーブ様から販売されているスクワランオイルを1滴お肌に乗せています。このスクワランオイルは、純度が高く酸化の心配がありません。オイルであっても、べたつきは、ほとんどなく、お肌にシッカリと馴染んでいきます。乾燥には、多めに使うと良さそうに感じますが、ライトウエーブ様のホームページによると少量使いが、かえってお肌に良い影響を与えるそうです。目安は1滴で、その半分でも十分な保湿感が得られます。今までは、オイルは多めに使えば使うほど、乾燥には良いと信じていたので、少量使いは新たな発見でした。
一番左の大きなスプレーがナンナミスト 真ん中の小さいものが、スクワラン 右端が、ひまわりのクレンジングバームです

結論
今回のバリア機能低下によるお肌のトラブルは、原因となった洗顔料の使用を即中止し、保湿を徹底したところ、2日足らずで回復しました。今は良い状態でも、これからの季節は、花粉、紫外線など外部からの刺激が増えて、バリア機能も低下しやすくなります。引き続き、このお手入れを続けていきたいと思いました。紹介させて頂きました、ライトウエーブ様のナンナミストと、スクワランのリンクを貼っておきますね。